【有効成分】ジノテフラン(化管法第1種)…1.0%
【性 状】類白色細粒
【毒 性】普通物※
【危険物】ー
【有効年限・包装】5年・300g×30、800g×18
※普通物:「毒物及び劇物取締法」(厚生労働省)に基づく、特定毒物、毒物、劇物の指定を受けない物質を示す。
●有効成分が植物体内に速やかに浸透移行して、茎や葉に到達します。発見しづらく防除も難しい微小害虫や潜葉性害虫への対策に効果を発揮する殺虫剤です。
●多くの野菜に登録があり、マイナー作物・地域特産作物にも広範囲に対応していますので、使用者のニーズに幅広く対応できます。「花き類」「つつじ類」にも使えますので、ガーデニングにも重宝する殺虫剤です。
●人畜・魚類・鳥類に毒性が低い化合物です。また、作物への薬害も生じにくく、扱いやすい殺虫剤です。
●アブラムシ類、コナジラミ類、アザミウマ類、ハモグリバエ類、コナガ・アオムシなど多くの害虫を、効率的に同時防除できます。
●多くの登録作物で、「定植時」と「生育期」の処理時期が選べます。
使用上の注意
(1)間引き菜、つまみ菜に使用しないこと。
(2)本剤の株元散布を行う際は、処理直後に灌水すること。
(3)蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にかからないようにすること。
(4)ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。
①ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにすること。
②受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさけること。
③関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めること。
(5)作業中や散布当日は散布区域に小児やペットが立ち入らないように配慮すること。
(6)容器・空袋は圃場などに放置せず、適切に処理すること。
(7)本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意すること。とくに適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
人畜に有毒な農薬については、その旨及び解毒方法
宅地、駐車場等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払うこと。
水産動植物に有毒な農薬については、その旨
水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。
引火し、爆発し、又は皮膚を害する等の危険のある農薬については、その旨
通常の使用方法ではその該当がない。
貯蔵上の注意事項
直射日光をさけ、食品と区別して、子供の手のとどかないなるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。また、他の容器に移し替えて保管しないこと。